okameのブログ

2014年慢性腎炎合併妊娠、出産→2015年紫斑病性腎炎のため透析導入→2016年耳下腺腫瘍(悪性)手術→2018年腎移植。通院、小学二年生の子育て等の日記帳です。

食べていいんですよ

トシヒーローさんのブログを拝読して思いだしました。

入院中の食事といえば…

 

慢性腎炎合併妊娠で入院していたときの食事は、それはそれはそれはそれは味気のないものでした。妊娠高血圧症候群による子癇発作や脳出血のリスクを避けるために厳格に管理された食事でした。とにかく小麦(パン、粉物、グラタンなど)、揚げ物が一切出ません。性格上、買い食いも出来ないので…素直に三食味もそっけもない食事を頂いていました。

そんなこんなでなんとか帝王切開で出産後、重湯から始まった食事が三日後の昼から常食になりました。

そして配膳された食事を見て…びっくり!


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グ…グラタン……!? ヤクルト…!? キウイ…!? サラダにドレッシング…!?

久しく目にも口にもしていないものばかりです。

思わず、配膳してくれたスタッフさんに

「あ、あの、これ食べていいんですか…?」

と聞きました。なにかの間違いじゃないかと思って。

今思えばトンチンカンな質問をする私に、スタッフさんは穏やかな目で、

 

「長期入院していた方は皆さんそう言います。いいんですよ…もう、召し上がって」

 

あまりにびっくりして、感動して、思わず撮りました(笑)

その病院の産科の口コミに、「食事が美味しい」という書き込みが何件もありました。入院中の食事しか知らなかった私は、味気無い食事のどこが美味しいんだ…と思っていましたが、このとき、謎が解けました。皆さん、出産後の食事が美味しいってことだったのかと。

その夜は中華、翌朝はパンにサラダにデザート。食べるな!から一転とにかく食べろ!食べておっぱいジャンジャン出せ!体力をつけて24時間赤ちゃんのお世話をするんだ!(母子同室でした)という事のようです。私の赤ちゃんはNICUに行っちゃいましたからいませんでしたが。

 

食べていいんですよ、と言ってくれたスタッフさんの表情が忘れられません。

そんな、入院中の食事にまつわる思い出でした☆

 

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