子供は子供同士
近所の公園で珍しく小学校低学年くらいの男の子三人組に遭遇した。
周りの住宅は子供が少なくて、一番歳の近い子でも中学生。普段は誰もいない公園で延々と親とふたりで遊ぶしかない。それがちょっと年上のおにいちゃんたちに会えて娘は大喜びで、「おにいちゃんいっしょにあそぼう!おにいちゃん!おにいちゃんおにいちゃんおにぃry」とウザイくらいにまとわりついていく。活発そうな年上の男の子たちにまざるには、小柄な三歳なりたての子はキツイんじゃないかと思って、遠慮させようかどうしようかと見ていると、彼らは自分たちの遊びをしつつも娘のことも受け入れてくれて、話しかけたり遊具に持ち上げたり下ろしたりし始めてくれた。私がウロウロしてたら邪魔だよなーっという様子になってきたので、離れて見守ることに。
娘もなんとしても彼らに混ざりたいようで、置いて行かれても一生懸命に走っていき、少年たちのやってくる直前までは私に手を借りないと降りようとしなかった遊具からもひとりで必死に降り、食らいついていく。みるみるうちに出来ることが増えていった。
子供は子供同士が一番なんだろうな、とあらためて思った。
アンパンマンミュージアムよりも楽しそうだったよ(笑)
しかし少年たちの会話がおもしろかったな。普段小学校低学年男児とは接点がないので、新鮮だった。遊具にぶら下がりながら「秘密基地」やら「限界突破のトレーニング」などという単語が真面目に飛び交う。
公園の隅の謎のモニュメントを調べながら「幽霊が」「やばいってこれ!」「逃げよう」などと真剣にワイワイやっていた。