吃音の地味な悩み
私には軽度ですが吃音があります。
特に母音で始まる言葉に苦手意識があります。
「ありがとうございます」とか「いっしょに」とか「おなじ」とか。ありふれた言葉ですが、口の中がウンコになります。言葉が出ません。失敗するとひたすら惨めです。
いつ吃音が始まったのかは覚えていません。一番症状がひどかったのは十代、二十代だったと思います。人前で言葉がとっちらかるのは死にたくなるほど恥ずかしいので、なんとか苦手な言葉を同じような意味の別の言いやすい言葉と言い換えたり、言いやすいように言葉の順序を入れ替えたり、多少変でもなんとか言葉をひり出せるように発音を変えたり(ありがとうございます→ぃぇりがとうございます、とか)思いきって言わないようにしたりと足掻くようになりました。思春期以降の吃音者はそのようにして工夫をしているらしいです。
子供が生まれたときも、この惨めな吃音が子供の言葉の獲得に影響するのではないか、吃音が癖としてうつってしまうのではないかと心配しましたが、さいわいにも今のところは娘に吃音の症状は出ていません。
言葉の言い換えや入れ替えでなんとかなる言葉や場面なら良いのですが、最近は「娘のお友達の名前」という言い換えのできない言葉が増えました。お母様の前でお子様のお名前を言葉のウンコにするわけにはいきません。言い換えることもできません。かろうじてできるのは順序の入れ替えですが。相当おかしな文章になることもあります。すみません💧
習い事と勉強と
いま習い事はヤマハとスイミングの二つ。
興味のあること増やすか、現状維持か、それとも減らすか。私としてはヤマハは続けさせたい。個人レッスンが良いなら幼児科を卒業するタイミングで個人のピアノ教室に変わっても良い。ジュニアピアノでも良い。ピアノ買っちゃったし。
スイミングは今の所、本人は楽しい部分もあり、怖くて嫌な部分もあり、という様子。やめると言うまでは続けさせる予定。
勉強について。
ひらがな・カタカナ・簡単な漢字が読め、ひらがなが書け、音読ができ、アナログ時計が読め、簡単な足し算引き算ができる。これぐらいはなんとかできているので、一年生一学期の授業にはついていけると信じたい。
タブレット学習のDMもどんどんと送られてきますが……
はじめるなら小学校生活に慣れてからかなあ。登校を渋ったり学校生活で躓いたりすると思うので、新しい教室や習い事どころではなさそうな気がします。
しかし、うちみたいに、新しいことはちょっと様子を見てから……とか、グダグダと決めきれない家庭には、五月始まりのヤマハは都合が良いと言うか。よく考えられているんだなと。ヤマハとか学研とかベネッセとか、その道で何十年も商売を積み重ねてきた大手は客を漏らさないノウハウと工夫の網の目が隅々まで張り巡らされていてすごいなと思います💧
学校ね……
就学予定の小学校の保護者会に行ってきました。
PTAとか役員決めとか、まあなんとかなりました。
学校ね…小中高と学校もクラスも先生も苦痛、嫌だ、怖い、とにかく惨めで早く逃げたいという記憶しか残ってない人間なので、もうね、大人になってもあの精神的逃げ場のない閉鎖空間の雰囲気がね……だめでしたね……
新一年生だね!おめでとう!学校生活は希望に溢れているよ!
って娘に言わなきゃいけないわけで、実際言うんですけど、それは私の内心と著しく反しているので、学校楽しみだね!っていう雰囲気をかもしだすことがすでに苦痛です。
しょっぱなから学校は嫌と言われるわけにいかないので、まあ、おおいに励ますんですけども。しかしすでに学校嫌って言ってますけども。おかあさんと離れるのが嫌だからついてきて!!と言われております。知らない環境が怖いのだろうし、知って慣れればそういう意味での嫌は無くなるとは思うんですが。
学びは大切。
学ぶ機会があるのに放棄しての無知は罪。
おおいに学んでほしいと思います。